同省のキン・マウン・ルイン次官補の発表によると、2018年度の約5か月(2018年10月1日から2019年3月25日)の縫製製品の輸出額は約21億米ドルで、前年の同時期より9億米ドル上回り、約2倍に急伸しているという。
同次官補は「欧州がミャンマーからの縫製製品に対して一般特恵関税制度(GSP)を適用しているため、欧州向けの輸出が急増している。ミャンマーには縫製業界で働いている労働者が50万人いるが、生産される70%は欧州向けの製品だ」とコメントした。
縫製製品の輸出が好調なため、同時期の貿易赤字は昨年より10億米ドル減少しており、ドル安チャット高の要因にもなっているものと考えられる。