2017年、ホーチミン市関係各局は、市の補助金で運営するバス外側への広告設置を承認した。ホーチミン公共交通管理センターは、最高入札者をオークションで探す義務がある。
広告収入はホーチミン市の予算に追加され、公共交通機関の発展に使用される予定だ。
補助金を受け取っていないバスの運営企業は独立した経営が認められており、広告主を自由に探し、広告収入を会社運営に使うことが可能だ。
バスへの広告設置を開始してから2年が経過したが、今まではオークションが成功していた、しかし今回のオークションは失敗に終わり、バスの広告で大きな影響を与えることはできなかった。
ホーチミン市から提供された広告に関するオークションには入札者が現れず、4回のオークションは全て失敗に終わった。
公共交通管理センター担当者のLe Ha An氏は「昨今、広告媒体の流行は変化している。バスへの広告はもう魅力的ではない」と話し、ソーシャルメディアへの広告が流行っていることも付け加えた。
An氏は、契約時に必要となる前払金を総額の20%から5〜10%に引き下げるなどバスという広告媒体の魅力を伝えてきたと述べた。
以前は3年契約が原則だったが、幅広い範囲の潜在顧客へ柔軟に対応すべく、現在は契約が1年や2年のプランも用意されているそうだ。
An氏によると、ホーチミン市内を運行するバス1台あたりの広告費は、40人乗りが9,290万ドン(4,000米ドル)、55人乗りが1億2,299万ドン(4,400米ドル)、2階建てバスが251万ドン(10,800ドル)だという。
価格の見直しが行われ、関係各局により承認された。
広告主を惹きつけるため、市は1年契約で5億5千万ドン(23,700ドル)〜という低価格の広告プランもあまり人気のないバス路線向けに計画している。
一番人気の路線では、広告収入で年間50億VND(215,400ドル)が見込めるという。
1200台以上のバスを運行しているため、年間1,350億ドン(581万ドル)の広告収入を得られることが期待されている。
Anさんは、オークションの日程や広告費、広告設置が可能なバスに関する情報はホーチミンバスの公式ウェブサイト(https://www.buyttphcm.com.vn/)で確認できると語った。
ベトナム語翻訳者:GREEN SUN キム
ソース: http://ur0.link/Ahvn