スクールは、理論編と実践編の2分野構成で、全20回にわたって講座を用意している。理論編では、華人社会の基礎概念を歴史・思想・社会学などから抽出して学習し、華人の経営原理に対する理解力をつける。
実践編では、現在活躍中の経済人を中心に華人の経営行動を分析。特に、「香港コネクション」講座では東アジア中心に広がる華人経営圏の分析を試みる。
購買力が増大する中国市場でシェア拡大に向けてグローバル企業がひしめく中、日本的経営だけでは勝てない時代に突入している。このため、中国経済を動かす華人経営の本質を解明して競争力を高めるのがスクール開講の狙い。なお、2003年に日本香港協会が香港大学との共催によって、関西で開講したのがスクールの始まりで、今回は中国と縁の深い二松學舍大学との共催で開講することになった。
ソース:https://www.weeklybcn.com/journal/news/detail/20190320_166783.html