ベトナム・カントー市の「ジャパンデスク・カントー 東京事務所」の開所式が開催
3月15日(金)、ベトナム・カントー市の「ジャパンデスク・カントー 東京事務所」の開所式が開催された。
「ジャパンデスク・カントー」とは、2017年9月に設立された、ベトナム南部のメコンデルタ地域に位置する、カントー市への投資・貿易促進を目的とした組織。
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今回の東京事務所は、20年に渡ってベトナムと日本のビジネスの架け橋となり、すでに現地ベトナム法人のカントー支店も設立している「株式会社ブレインワークス」の東京本社内に設置される。
この度、同社にて開催された「ジャパンデスク・カントー 東京事務所 開所式」には、ベトナムより、カントー市人民委員会 委員長のヴォ・タン・トン氏、カントー市 投資・貿易促進センター所長 グェン・カン・トゥン氏の両名のほか、ベトナムの有力企業の経営者および、昨年11月のチャーター便にてカントー市を訪問した日系企業の経営者など約40名ほどが出席。
開所式では、ヴォ・タン・トン氏、グェン・カン・トゥン氏の両名が共に壇上にて、日本からの投資誘致の更なる促進と、日本との貿易および観光の振興や、農業・IT等の人材育成面による関係強化を目指す旨などを語った。
またブレインワークスCEOの近藤昇氏も登壇し、日越両国の“共生”の重要性と、ビジネスの枠を超えたカントー市への想い、さらには昨今注目されているSDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)に絡めて、将来の両国のビジネスにおけるアートとデザインの重要性についても言及。
結びとして、この度の東京事務所の設置を踏まえ、同社がカントー・メコンデルタ・ベトナムの発展に貢献していく決意を語った。
■カントー市について
今回の「ジャパンデスク・カントー東京事務所」設立の目的には、日本企業とカントー市の投資協力をさらに促進していく狙いがある。ベトナム・カントー市は、ベトナム政府が指定する5つの中央直轄市のひとつであり、同国のハノイ・ホーチミンに続く最重要都市として知られている。
おもな産業は、食品加工、水産、医薬品、機械、医療、建材など。加工産業(食料・水産)が最大の産業であり、全体価値の67%を占めている。市内には8つの工業団地が存在し、近年ではMICE(※外資企業が中心になって海外にて実施する国際イベントの総称)の拠点としても注目を浴びている。その地理的優位性から、2020年までにメコンデルタを代表する産業中心都市となることを掲げていることでも知られている。
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