「トコ・モデル(トモ)」の通称で知られる販売店は、1988年に1号店が開設されて以来拡大を続け、現在28州90都市で展開している。
インターネットの普及により、非純正タイヤも電子商取引(EC)で買えるようになってきているとはいえ、正規販売店で純正タイヤを購入する層は底堅い。販売店には、トレーニング施設で研修を受けた専門知識を持つスタッフがそろう。コンサルティングに基づくタイヤ交換や空気圧検査、オイル交換、軽微な修理などのサービスで他社と差別化、今後も販売網を拡大していく方針だ。
自動車生産台数増加が見込まれる中、ブリヂストンは自動車・商用車各社へのOEM(相手先ブランドでの生産)製品供給を進めている。「悪路でも長持ちして壊れないタイヤ」(ブリヂストンタイヤ・インドネシア・浅岡雄一取締役)が求められる中、日イの拠点で連携して開発。西ジャワ州ブカシ、カラワン県の工場で生産している。
また、2017年に100%出資のブリヂストン・マイニング・ソリューションズ・インドネシア(BMSI)を設立。建設・鉱山車用タイヤの保守サービスや、コンベアベルト、油圧ホースといった産業資材の販売事業なども強化している。
(じゃかるた新聞:平野慧)
ソース:https://www.jakartashimbun.com/free/detail/46665.html