ドコモ、シンガポールでバスロケーションサービスの実証実験を開始
NTTドコモのシンガポール現地法人、NTTドコモアジアは、2019年3月5日から、位置管理サービス「ロケーションネット*」を活用し、シンガポールの幼稚園のスクールバスの運行位置を確認する、バスロケーションサービスの実証実験を開始する。
ソース:http://www.asiax.biz/news/49166/
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この実証実験は、園児が利用するスクールバスにロケーションネットレシーバーを搭載し、バスの運行位置をスマートフォンを通じて保護者や幼稚園の管理者に提供するのが目的。専用サイトにアクセスして、IDとパスワードを入力、ログインするとスマートフォンからバスの位置や運行軌跡を確認できるようになる。
シンガポールの学校ではスクールバスが主な移動手段として利用されているが、突然のスコール(大雨)による交通渋滞、工事による迂回運行の影響で、バスの運行が遅延することが多い。また、一つのバスが複数の幼稚園園児らや、介護施設の高齢者の送迎を掛け持つことが多いなど、バスの到着時間はまちまちだ。
バスの停留所で長い時間子供の帰宅を待つ保護者だけでなく、バスの到着に関する問い合わせを受ける幼稚園側の負担を減らすべく、位置測定精度を検証し、利便性の向上につなげる。この実証実験は、シンガポール日本人幼稚園、このはな幼稚園と協働で行う。
「ロケーションネット」は顧客の課題をドコモの研究開発技術で解決する取り組み「トップガン」プロジェクトの1つで、今後も積極的に市場開拓、海外展開していくという。
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