ロチョー・ロードとセラングーン・ロードの交差する場所で、リトルインディアを象徴するテッカ・マーケットがあった場所。その後、リトルインディア初のショッピングモールが跡地に開発され、ザ・バージの名称で運営されたが、客の入りが悪く、ラム・チャン・ホールディングスがマレーシアのDRBハイコムから2億7,300万Sドル(約225億3,342万円)で買収した。わずか14年の営業だった。土地代を含めたラム・チャンの再開発費は4億Sドル(約330億円160万円)。
ラム・チャンとラサール・インベストメント・マネジメントが共同で開発に当たっていて、10階建てビルと7階建てアネックスで構成。アスコットが経営する320室のサービスアパート(中長期滞在型賃貸住宅)が入居する。
小売スペースには80店が入居可能で、売り場面積の半分で入居契約が結ばれている。フードセンターのジンテッカは1万平方フィート(約929平方メートル)の店を出す。屋上も飲食店が入居。リトルインディアが持つ文化面の特徴を反映させた店舗構成になる。