シンガポールの麻薬乱用の逮捕者が11%増加 30歳以下の初犯者が多く
中央麻薬取締局(CNB)は25日、麻薬乱用で昨年逮捕した者は3,438人で、前年より11%多かったと発表した。うち40%が初犯者だった。
ソース::http://www.asiax.biz/news/49103/
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全逮捕者のうち20~29歳の年齢層が1,010人と最多だった。再犯者は12%増の2,072人。麻薬乱用の罪で初めて逮捕された者は9%増の1,249人で、うち64%は30歳以下だった。
民族別逮捕者は、マレー人が最多の1,760人。次いで中国系人の974人。インド系およびその他は、絶対数は少ないが増加率は31%と最大だった。
マレー人乱用者が人口の割に多いことをCNBは憂慮しており、2017年4月から、乱用抑制のための活動を行っている。
昨年押収された違法薬物は末端価格で推定665万Sドル(約5億4,597万円)。薬物で最も利用されるのはメタンフェタミン(中枢神経刺激剤)で、2位がヘロイン、3位が昨年から乱用が急増した新たな精神興奮薬(NPS)。
新たなタイプのNPSはコカイン、カナビス、エクスタシー(覚醒剤)、メタンフェタミン、ヘロインと同様の効果をもたらすことが知られており、25種が違法薬物に指定された。
東南アジアは世界最大のメタンフェタミン市場で、密造量も多い。
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