日本ビジネス能力検定は、日本や海外の日系企業で働いている外国人対象の試験となっており、日本のビジネスマナーや商習慣、倫理観を身に付けることを目的としている。「ホウレンソウ」などの「日本の常識」を学ぶことで、外国人社員の研修や社内外のコミュニケーションに活かされることを目標としている。
eeevoグループは、人事系テクノロジーを主力事業とするTalentEx (Thailand) Co., Ltd.と提携することで、約6,100社あるタイの日系企業(※)や日本語教育機関との連携を目指し、日本ビジネス能力検定の普及を目指す。既にタイでの現地法人設立も計画されている。さらに、マレーシアに拠点を構えているeeevoグループは、タイヤマレーシアだけでなく、シンガポールなどの東南アジアでの検定試験の普及・認知度の拡大を見込む。
その他、日本ビジネス能力検定が、就職に有利な資格となることを見越して、人材紹介会社、研修会社などとも提携し、2日間の法人向け研修プログラムや法人・個人向けの試験を実施する。
※6,134社 出典:「タイ日系企業進出動向調査2017年」調査結果(2017年10月) JETROバンコク事務所
2019年4月より、外国人労働者の受け入れ拡大に伴い、日本ビジネス能力検定は就職において重要な資格となると見られる。現在日本国内の企業約200社が当検定に賛同している。海外でもマレーシア、インド、ネパール、バングラディシュ、ミャンマー、ベトナム、フィリピンでもビジネスマナー講座と日本ビジネス能力認定試験が実施されている。また、ベトナム国 家大学ホーチミン市人文社会科学大学では、 JBAA のビジネスマナー講座が正規授業として採用されている。
ソース:https://www.mnavi.com.my/ja/topics_detail16/id=654