2019年2月7日

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フィリピン・ダバオ市の衛生用埋立地が見つからず ごみ分別方法が課題

フィリピン・ダバオ市の衛生用埋立地が見つからず ごみ分別方法が課題

環境天然資源省-環境管理局(Department of Environment and Natural Resources – Environmental Management Bureau、以下DENR-EMB)の関係者であるJay Kristoffer Bawi-in氏はこの度、ダバオ市政府は衛生埋立用地の発見に未だ至っていないことを発表。

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ダバオ地域の中でもダバオ市は最もゴミ排出量が多い町だと述べたほか、DENRのWaste Analysis and Characterization Study(廃棄物分析・特性調査)のデータより、ダバオ市が1日に平均900トンものゴミを排出していることを明らかにした。その50%は生分解が可能であり、残り半分は残留廃棄物とされている。また、衛生埋立地で処理されるのは後者のみだ。
 
Bawi-in氏はまた、既存の埋立地はすでに設立から10年目を迎えているとして、今年はそれらの修復が必要だと語ったほか、埋立地用の土地が見つかっていないことから、如何にして新たな衛生埋立地を稼働に持っていけるかが政府の課題になっていると説明した。
 
また、市環境天然資源局(City Environment and Natural Resources Office)は、分別された廃棄物をゴミ収集車へと取り込む傾向があることから、ダバオ市の分別計画が適切に実施されていないことも認めている。
 
ソース:https://davawatch.com/articles/2019/02/07/13449.html

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