罰金を言い渡されたのはチャンギ空港から車で5~15分のところにあるホテルの元・現所有者、経営者で、カプリ・バイ・フレーザー・チャンギ・シティー・シンガポールの元・現所有者、経営者の3社への罰金額が最も多かった。3社ともフレーザー・グループ企業。
ほかに、ビレッジ・ホテル2軒を経営するファー・イースト系列企業、クラウン・プラザ・チャンギ・エアポート・ホテルを所有するOUEエアポート・ホテルなどが罰金を命じられた。
CCCSによると、ホテル間で話し合われたのは法人客がホテル側に要請した客室料金の割引率と、それに対するホテル側の回答で、2014年と15年、カプリの営業担当者がビレッジ・ホテルの営業担当者に語らい情報を交換した。カプリの担当者はクラウン・プラザの営業担当者とも情報を交換した。
CCCSは営業担当者がワッツアップのアプリを通じ交わした会話を入手。捜査に乗り出した。
ビレッジ・ホテルとクラン・プラザは料金協定の情報を当局に提供する見返りに刑の軽減を要請し認められた。カプリは寛大な処置を当局に求めなかった。