Alchemy Foodtechは800,000Sドルを投資し、3年半を費やして5ibrePlusと5ibreGrainを開発。2016年と2017年にシドニー大学で実施した研究では、5ibreGrainの含有率が9%の白米を消費した場合の血糖値の上昇速度は、玄米や穀物を食べた時とほぼ同様だったという。
すでにHans 、Lim Kee Food Manufacturing 、Gardenia 、Tan Seng Kee Foods など食品メーカーが低GI食品の開発に取り組んでいる。Hansは5ibreGrainを含む炒飯を7月までに商品化するとともに、5ibrePlus入りの焼き菓子やケーキなども開発中。5ibreGrain入りのチャーハンがうまく消費者に受け入れられれば、麺類にも取り入れることを検討している。Lim Kee Food Manufacturingも5ibrePlus入りのチャーシューとあんぱんを年内に商品化する。
5ibrePlusと5ibreGrainは味や食感を損なわずにGI値の低い食品を作ることを可能にすることから、社会問題となっている糖尿病合併症を予防する食品開発に拍車がかかると期待されている。
ソース:https://www.kamobs.com/【シンガポールニュース】地場系フードテック企/