「2019年1月16日現在、労働職業訓練省は月に2回労働者に給与が支払われているかを確認したところ、工場や企業の81%が同政策に従っていることを確認しました」と声明で述べられている。
同省のスポークスマンHeng Sour氏は同結果を「異存なし」と分類したが、政府は工場が新政策に従い労働者へ月に2回給料支払う事に違反する企業を認めないと述べた。
「同省がもし政策を施行しない工場や企業の労働者から苦情を受け取った場合、同省は該当企業らに罰金を課し、Prakas番号442 [政策]を実施するように彼らに要請します」と彼は述べた。
昨年9月21日に承認されたPrakas 442では、今年1月現在、アパレルおよび履物工場は毎月2回に分けて労働者の賃金を支払わなければならないと宣言している。最初の支払いは月の16日から19日の間に行われ、2回目の支払いは月の1日から7日の間に行われる。
同政策では、最初の給与は、従業員の毎月の純賃金の50%と同等でなければならないと規定されている。2回目の給与は、毎月の手当て等も含め残りの賃金と同額でなければならない。同省は、この手順を遵守していない企業はすべて罰金対象となると述べた。
この政策は、低賃金労働者が毎月末に次月の給料までの間に感じる経済的負担を軽減することを目的としている。
品質管理局長のChab Sophorn氏は、彼の工場はPrakas 442に従うよう努力しており、土曜日までに労働者に最初の賃金を支払う準備をしていると語った。
「私の工場は省のPrakasに従う準備を整えています。しかし、1月16日の大臣の発表では給与の50%と発表していますが、これが最低賃金の50%を指すのか、2週間にわたる労働者の日給を指すのかは不明なのでまだ混乱が生じています。まだ数日間しか勤務していない労働者の場合、工場は給料の50%を彼らに支払うことは難しいと感じることでしょうが、工場は解決策を見つけようと努めています」と同氏は述べた。
プノンペンのTrapaing Thloeng市場のアパレル労働者Thul Thyさんは、彼女の工場では土曜日に最初の賃金を支払うと発表したと語った。
「工場は、最初の支払いは19日に行われ、2回目の支払いは7日に行われると私たちに通知しました。私にとっては、(次の支払いを)月末まで待たなくても済むため、経済的困難が緩和されるため、このような給与支払いの方が助かります」と彼女は述べた。
カンボジアのコンポンチュナン州に位置するカンボジア王国自由貿易労働組合の職員であるNem Saran氏はコンポンチュナン州には8つの工場があり、うち2つは履物工場であり、残りはアパレル工場であるとThe Post紙に語った。
同氏は、8つの工場すべてが省の指導に従い、月に2回労働者に給料を支払っており、「ほとんどのアパレル労働者は月に2回給料を受け取れることを喜んでいます」と付け加えた。
カンボジア繊維業協会(GMAC)のKen Loo会長氏はGMACの加盟工場のほとんどが月に2回労働者の給与を支給するとThe Post紙に語った。
「(繊維業協会)加盟企業のほとんどは、月に2回労働者に給料を支払い、省の命令に従い、背いたのはごく少数の工場のみでした。GMACは彼らに法律を遵守するよう要請します」と同氏は述べた。
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_3726.html