物流の需要が急増するインド 「レッツ・トランスポート」が1,350万ドルの出資を受ける
インドにて、ITを応用して効率的な物流と運送業を行う物流関連のスタートアップとして注目される「LetsTransport(以下、レッツ・トランスポート)」が、1,350万ドルの融資を獲得した。
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2015年に創業されたレッツ・トランスポートは、インド工科大学カラグプル校を卒業した3人の学生がバンガロールで始めた企業で、米コカ・コーラ社といった大手企業を顧客に持ち、国内8都市で州内配送を展開し、都市内物流サービスを取り扱っている。スマートフォンによるトラック配車サービスの提供は、トラック配車版の「ウーバー」とも言われ、数年で急成長を遂げた。
今回の資金は、シリーズBにてBertelsmann India Investments、中国 Fosun International、日本のGMOベンチャーパートナーズ、三井住友海上キャピタル株式会社などから調達しており、今後はインドの20都市で新たにビジネスを展開していく。インドでの経営基盤を固めつつも、国外でのサービスの提供にも意欲を見せており、将来的には東南アジアやアフリカの市場への進出も視野に入れている。
継続的な人口増加と経済成長、インターネット環境の発展は、国内の商品に対する需要を増加させ、それに伴い物流システムの整備が急速に進められている。eコマースの発展も追い風となり、今後ますます物流の需要は伸びていくだろう。そんな中、レッツ・トランスポートのような斬新なビジネススタイルこそが、これからのインドでは大きなビジネスチャンスを掴むのかもしれない。
(Reference) https://techcrunch.com/2018/12/24/letstransport-raises-13-5m/
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