DTIのダバオオフィスの関係者であるEdwin O. Banquerigo氏は、生活必需品の価格インフレの影響を主に受けているのは一般消費者であると述べた。DTIの北ダバオ州の長官であるRomeo L.Castañaga氏も、その中でも特に無職の市民への影響が強いと付け加えている。同氏はまた、このプロジェクトは国民がリーズナブルな価格で主要必需品にアクセスできることを政府が保証する方法の一つだと語った。
ダバオ地方のフィリピン統計庁(Philippine Statistics Authority)の統計データによると、2018年8月におけるダバオ地方のインフレ率は7.1パーセントとなっている。これは、全国のインフレ率(6.4パーセント)と比べても明らかに高い。
さらに同庁のデータによると、同時期のダバオ地方の全州のインフレ率も上昇しており、北ダバオ州および南ダバオ州はともに7.1パーセント、コンポステラ・バレー州は7.2パーセント、東ダバオ州は6.4パーセントとなっていた。
満足な収入が得られない世帯にとっては、価格上昇は厳しい問題である。「Diskwento Caravan」プロジェクトにより、一時的にでも手頃な価格で物資や生活必需品を購入できるのは大変有益だ。
ソース:https://davawatch.com/articles/2019/01/15/13005.html