ダバオ市では、市長のサラ・ドゥテルテ氏が公共交通システムの改善政策の優先事項として掲げるハイプライオリティーバスシステム(High Priority Bus System 以下、HPBS)の実現に注力している。実際にサラ市長は、2019年には36億4,000万ペソの予算がHPBSのために予定されており、新たに5つのバスルートが追加される計画であることを明かしている。
ダバオと南寧市は昨年の10月から姉妹都市となっており、今回のバスの贈与についても、両都市のオへの輸送システム改善への取り組みに対する支援を拡大していることは、両都市の関係が強化されていることの証といえるだろう。
ダバオ市は2018年にも、日本からパトカーを大量に寄付されているなど、政府の努力が直接市民の生活を豊かにしている。今後も各国の都市と、お互いにとって有益な関係を築き上げていく事で、多くの恩恵を受けることができるだろう。
ソース:https://davawatch.com/articles/2019/01/09/12512.html