フィリピン・ミンダナオのインフラ開発に期待 国内の輸送効率を向上を目指す
ミンダナオ開発局(Mindanao Development Authority、以下MinDA)の政策・計画・プロジェクト開発部の関係者であるReyzaldy Tan氏は、ミンダナオがより多くの鉄道、橋や空港、ならびに港湾を開発することで、投資およびビジネス機会をさらに引き寄せられると述べた。
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同氏はまた、2019年に着手予定である359億ペソ規模のミンダナオ鉄道プロジェクトを皮切りに、地域内でさらなる開発が実施されることへの期待を表明し、ミンダナオの交通が便利かつ効率よくなれば、投資家たちは同島の有望な事業展開先を見つけることが可能になり、同時に現地民の雇用機会の促進にもつながると語っている。
Tan氏はそのほかにも、MinDAはミンダナオ開発回廊戦略を通じて、引き続き相互の接続性を促進していくと述べた。この開発回廊は4つのグループへと別れており、海洋文化ならびに貿易クラスターの中心地として機能する「西ミンダナオ開発回廊」、ビジネスと産業の貿易クラスターの中心地である「北部ミンダナオ開発回廊」、地元の食糧庫クラスターといえる「南部・中央開発回廊」、そしてバンサモロコミュニティ特有の開発上の懸念に対処する「バンサモロ開発回廊」である。
効率的な交通システムはミンダナオの経済発展を確実に後押しする存在になると言える。さらに、この度の鉄道プロジェクトが完了した場合、今までトラック等に依存していた陸上運送が今後はよりスピーディーなサービスへと変わり、その需要もより高くなるだろう。
ソース:https://davawatch.com/articles/2018/12/29/12159.html
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