ベトナムの大手ファッション小売店であるIPPグループの代理店であるACFCは、彼らがベトナムでOVSブランドを紹介していることを認めた。
OVSはヨーロッパで人気のファッションブランドで、イタリアでは、0-14才の子供たちの市場シェアの15%を占めている。
同社の製品範囲はあらゆる年齢層の消費者を対象としている。そのコレクションは大胆で都会的なルックスからエレガントでフォーマルなオフィスの装いまで多岐にわたる。同時に、OVSの値札は大量消費者層をターゲットにしている。
中流階級の人口が増加するにつれて、ベトナムは国際的なファストファッションブランドの原動力となっている、と業界関係者らは指摘している。
ボストンコンサルティンググループの調査によると、2014年から2020年までの間に、月平均714ドル以上の収入があるクラスに分類される中流階級のクラスは、人口の約3分の1にあたる3,300万人に倍増する。
市場調査会社Nielsenは、中級および裕福なクラスのベトナム人の数は2020年までに4,400万人、2030年までには9,500万人に達すると推定している。
2017年末までに、ベトナムにはZara、H&M、Stradivarius、Pull&Bear、Massimo Duttiなど、約200の国際的なファッションブランドがあり、市場シェアの60%以上を占めている。
昨年10月に市場調査会社Q&Meが発表した調査では、ベトナムでのファッション商品のオンライン購入が続いており、IT製品、化粧品、飲食料品、書籍・文房具が続いている。
統計、消費者調査結果、業界調査のデータベースポータルであるStatistaによると、アパレル市場は今年274億米ドルの価値があり、2021年まで年率7.7%で成長すると見込まれている。
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_3694.html