フィリピン・ダバオで各施設に光ルミネッセンス材の安全マーク設置を義務付け
ダバオ市議会は、停電時に建物からの避難を円滑に行えるよう、各施設に対し光ルミネッセンスを用いた安全マークの設置を義務づける条例を承認した。
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この条例では、50人以上の人が集まる企業、教育機関、貯蔵施設、医療施設などの建物を対象としており、万が一の停電時には、建物内の人々が暗闇の中でも容易に出口までの経路を見つけることを可能にし、安全、迅速に建物外に避難できるようになる。
今後建物内に設置される光ルミネッセンス材は、ドアフレームや階段、スロープや出入り口付近など複数の箇所に設置されていく。既にテナントが入居済みの場合は、6か月以内の完全設置を目指している。なお、法令を遵守しない場合は、ビジネス許可のキャンセルにつながる。
ダバオ市では約1年前に発生した、NCCCモールの大火災などが記憶に新しい。今後も過去の災害からの教訓が生かされ、市民が安心、安全に過ごすことのできる施設が増えていく事に期待したい。
ソース:https://davawatch.com/articles/2018/12/26/11983.html
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