潜在力の高いベトナムのEコマース市場 2019年にブーム到来か
人口の53%がインターネットを利用し、およそ5,400万人がスマートフォンを利用していることを踏まえ、ベトナムのEコマース市場は近い将来ブームが起こると予測されている。
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商工省(MoIT)の電子商取引および情報技術省の統計によると、今年、ソーシャルメディアによる購入の70%はFacebookを介して行われたものであり、2017年からわずかに増加した。
オンラインでの買物客のうちの77%がFacebookを買物に利用しており、そのうちの5%のみがZaloを通した買物の利用であり、Facebookの方がより多くの消費者の訪問数がある。
CBREベトナムの調査に参加した1,000人以上の回答者のうち、現在または過去にオンラインで製品を販売していた人は全体の4分の1であった。そのうち、66%がFacebookを利用し、49%がShopee、26%がLazadaを利用した。
専門家によると、Eコマースによる貿易量は2015年に40億7,000万米ドルに達し、2016年には51億米ドル、2017年には62億米ドルに達した。この数字は2020年までに100億米ドルに増加し、 ベトナムのデジタル経済が発展する大きなチャンスになると予想されている。
米国タフツ大学のグローバル・リーダーシップ研究機関の最近の調査によると、デジタル経済への迅速な切り替えの観点において世界60カ国のうちベトナムは48位、デジタル化の観点では22位となった。
また、2018年の国連の電子政府調査では、ベトナムは193の国と地域のうち電子政府開発指数のうち2014年から11位アップし、88位を獲得したと指摘している。シンガポール、マレーシア、フィリピン、タイ、ブルネイに続き、ASEANでも7位にランクされている。
商工省のEコマース・デジタル経済部のDang Hoang Hai氏は、電子決済、流通、人的資源、情報技術、セキュリティ、安全性を含むデジタル経済のインフラは限られていると認めている。
電子商取引を含むほとんどのベトナム企業は、現代技術の急速な変化に注意を払っていない、と同氏は語った。
専門家たちは第4次産業革命の中で技術と人材への投資を増やすよう求めている。仮想技術以外にも、人工技術とブロックチェーンは、多くの分野で適用可能な画期的な技術動向である。
アナリストは、ベトナムの人口の約30%が2020年までにオンラインで買物をし、毎年平均1人当たり約350米ドル費やすことになると予測している。
特に、ソーシャルEコマースは2019年には、特に中小企業で繁栄することが明確である。
Cao Quoc Hung商工相は、国家の電子商取引決済システムの整備とは別に、スマートなサプライチェーンを有効に活用し、知的財産を管理するためには、有利な仕組みを導入し、ビジネスモデルを最適化する必要があると述べた。
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_3691.html
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