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ベトナムの裾野産業発展で国内企業に呼びかけ 政府は税制優遇などで支援

 
同首相は12月19日の会議で演説し、ベトナムのビジネスが供給と生産とバリューチェーンに参加するという願望を持つ必要があると述べた。
 
首相はこの他にも、人的資源の開発を進め、科学技術を適用していくことを強調した。
 
ベトナムの裾野産業の生産能力が向上し、アパレル製品および履物で40〜45%、9人乗り以下の自動車製造で10〜15%、ICT製品で15%、ハイテク製品で5%までの国内調達が可能となったと述べた。
 
しかし、先導的な分野が原動力となっていないなど、多くの欠点が残り、優先産業の多くは目標を達成できていない。これは、民間分野の能力を高めるための強力な政策が欠如しているためである。
 
首相はまた、ベトナムの裾野産業の発展を妨げている要因として、優秀な人材と技術水準が地域平均より低いことを指摘した。
 
さらに、国内企業と外国企業との間の連携がかなり弱く、外国人投資家は国内サプライヤー活用に積極的でない。
 
首相は、投資家らの生産拠点移転志向をベトナムが積極的に利用し、ベトナムを多国籍企業の製造拠点に変えていきたいという希望を表明した。
 
会議を締めくくりには、Phuc首相は商工省に他の関連省庁と協力して産業開発支援センターを建設するよう要請し、同時に国家銀行に優先支援産業を発展させるための融資インセンティブを導入するよう要請した。
 
一方、財務省には、裾野産業を促進し、部品の製造コストを削減するために、税制改善の課題を課した。
 
商工省が発表したデータによると、裾野産業の企業は現在製造業の全ビジネスのわずか4.5%しか占めておらず、生産能力もかなり限られている。
 
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_3690.html