フィリピン・ダバオで栄養失調の子供が2年で87人減少 都市部の生活改善が影響
ダバオ市保健事務所は、2017年に108人を記録していた都市部の重症急性栄養失調(以下、SAM)の子供の数が、現時点で21人にまで大きく減少していると発表した。
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11月29日、グランド・メン・センホテルで開催された第3回ステークホルダー・ミーティングでは、ドクター・ジョセフィーヌ・ビリファエート氏により、2017と今年のデータを比較の詳細が発表された。ダバオ市では2017年、SAMプログラムの下で、6〜59ヶ月の子供108人の内、69人が治癒しているという。2018年は、11月末の段階で21人の子供がSAMプログラムに登録され、内2人が治癒している。
また、既に治癒した子供たちについても、再び栄養失調状態に陥る危険性があるため、プログラムを継続的に実施し、2年間は監視を続ける必要があるとされている。
今後は、ダバオ市の子供たちのように生活環境が改善される状況を、都市部から離れた地域にまで浸透させていけるかどうかが課題となっていきそうだ。
ソース:https://davawatch.com/articles/2018/12/22/11975.html
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