小売市場の2桁成長の続くベトナム、住友商事がフジマート1号店をオープン
ベトナム国内で不動産事業、金融、ゴルフ場、小売、自動車事業などを手掛けるコングロマリットのBRGグループと住友商事が展開を計画しているスーパーマーケットブランド「FujiMart(以下、フジマート)」が、いよいよハノイに初出店する。
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フジマートは、日本のスーパーマーケットのスタイルを取り入れ、現地の富裕層の取り込みを目指している。同社によると、2017年、ベトナムの小売部門は1,290億USドルの売り上げがあり、2016年度に比べ11%も上昇している。この成長率は東南アジアの中でも1番だ。
人口9,000万人以上を抱え、その内の7割が労働年齢、34%が都市部に住み、近年の著しい経済成長により市民の生活水準は上がっている。このような要因からも、国内消費市場の急速な拡大が、今後小売市場の追い風になるのは間違いないだろう。
<DIGIMA NEWS編集部の視点>
現在、東南アジア諸国でも、食品の安全性への意識が高まってきており、特に大都市圏では食品小売業は従来のウェットマーケット(生鮮市場)から、スーパーマーケットやコンビニエンスストアといった近代小売市場へと今後急速にシフトしていきそうだ。
そして、日本ブランドに対する品質のイメージも総じて良好で、日本の製品は常に人気が高い。日本企業にとっては、市場の見通しがとてもよいベトナムは、大きなポテンシャルを秘めた場所であり、今後も目が離せそうにない。
(参照)https://en.vietnamplus.vn/first-fujimart-to-open-in-vietnam-this-month/143695.vnp
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