• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • copy

シンガポール企業の来年第一四半期の業績が悪化の予測 不安定な世界情勢に苦慮

シンガポール企業の来年第一四半期の業績が悪化の予測 不安定な世界情勢に苦慮

来年第1四半期の業況に対する企業の見通しが前期より悪化した。

 

ソース:http://www.asiax.biz/news/48584/

この記事の続きを読む

 
信用調査機関のシンガポール・コマーシャル・クレジット・ビューロー(SCCB)が企業経営者、幹部200人を調査した結果によると、来年第1四半期の業況判断DI(好転予想企業の割合-悪化予想企業の割合)は7.19で、前期(9.19)より悪化した。しかし今年第1四半期(4.29)より改善した。
 
SCCBは売上高DIなどほかの6項目も調べた。前年同期比で、販売価格、新規受注、在庫DIは改善したが、売上高、純利益、雇用DIは悪化した。最も悪化したのは純利益DIで2.63からマイナス2.63になった。
 
前期比では売上高、純利益DI以外は改善した。販売価格DIは前期のマイナス0.98から、6.84に改善した。
 
業種別で最も楽観的なのは、サービス、運輸、卸売りで、5項目で改善が見られた。
 
全体で、投資増を計画している企業の割合は14%、投資の減少を計画している企業の割合は7%だった。残りの79%は投資水準に変わりはないと回答した。
 
課題として32%の回答者が不透明な世界経済を挙げた。経費の上昇を挙げたのは26%、競争激化を挙げたのは22%だった。

この記事の提供会社

logo

シンガポールのビジネス情報サイト【AsiaX】

http://www.asiax.biz/

メルマガ会員  
 

出島