2017年の世界の携帯電話売上は320億ドル(約3兆6,023億円)で、ファーウェイはそのうち28%を占めた。しかし、最近は米国、オーストラリア、ニュージーランド、日本が相次いで同社製品を政府調達から排除することを決定した。
インドのメディア、ビジネススタンダード12月17日付によると、通信当局のインド設備サービス輸出入促進委員会はこのたび、ファーウェイ機器の輸入制限を求め、政府の安全保障顧問Ajit Doval氏へ書簡を送付したと述べた。
インド通信当局は2018年9月、ファーウェイとZTEが、同国内で5Gの試験運用を行ったり、同国企業と業務を提携したりすることを禁止した。
専門家は、日本やオーストラリア、インドなど米国を中心とした同盟国に排除されているファーウェイは、次世代通信網5Gの市場競争で勢いを失うと予想する。AP通信は12月16日、国際データ会社(IDC)上級研究員Nikhil Bhatra氏の分析を報じた。「政治的な角度からのみならず、ビジネスの角度から見ても、ファーウェイは明らかに懸念されるべき状況にある」
(編集・佐渡道世)
ソース:https://www.epochtimes.jp/2018/12/38769.html