Licisouの商品は、現在はバンガロール、デリー首都圏、ハイデラバードのみで販売されているが、今回調達した資金を利用して、ムンバイ、プネー、チェンナイを含む7都市で新たに販売を開始しようと計画している。
同社は食肉だけではなく、魚やマリネされた食品の販売も行っており、今年の9月には、シリーズCラウンドでBertelsmann India Investmentsやドイツのべルテルスマン、Vertex venture、UCLAなどから2,500万ドルの資金を調達している。
Liciousはオンラインや携帯アプリから注文を受け、自動化された自社工場で商品を加工し、配達までを自社で行うエンドツーエンドのサービスを提供している。
<DIGIMA NEWS編集部の視点>
世界中で高まっているオンラインでの食品購入の需要は、インド国内も例外ではなく、同国最大のオンラインスーパーマーケットBig Basketがアリババグループより3000万ドルの資金を調達し、食肉の販売も始めると宣言している。
2020年には中国抜き、世界最大の人口を抱えると言われる巨大市場インド。今後、ますます大きくなっていくであろう、インド国内のオンライン市場に、世界中が注目している。