JICA、ベトナムの貧困層女性の向けマイクロファイナンスに協力
ベトナム女性連合と国際協力機構(JICA)は11月28日、ベトナムのハノイにて、同国の貧困層および低所得者層の女性向けに、マイクロファイナンスの開発などを支援する技術協力について合意した。
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両国共同で行われるプロジェクトは、2019年3月~2021年3月にかけて実施が予定されており、同連合および傘下の金融サービス提供機関とも協力し、ベトナム女性のニーズに対応した金融・非金融サービスの開発とを効率的な提供促進を目的として行われる。
東南アジアをはじめとする発展途上国では、企業における雇用機会が少ないため、多くの労働者が個人で小規模なビジネスを営むか、ファミリービジネスなどで生計を立てており、生活が安定していない。このような状況の人々には女性が多く、彼らは預金口座や保険サービスといった一般的な金融サービスへのアクセスがない。彼らに小口の融資や貯蓄などのサービスを提供し、零細事業の運営に役立て、自立し、貧困から脱出することを目指す金融サービスの充実を目指していく。
<DIGIMA NEWS編集部の視点>
近年マイクロファイナンスは、マイクロファイナンス投資ビークルを介しての投資対象としても注目されている。マイクロファイナンス投資ビークルによるマイクロファインス投資額は、過去15年で大幅に増加しており、2004年に約753億円、2008年には約7,750億円にまで増加しており、今後も大きく伸びていく事が予想される市場と言えるだろう。
(参照)https://en.vietnamplus.vn/japan-helps-to-promote-financial-services-for-vietnamese-women/142690.vnp
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