シンガポールで小型車の新車購入権価格が下落 経済不安で購入意欲弱まる
新車購入権(COE)入札が12月5日実施され、Aカテゴリー(排気量1.6リットル以下で出力130馬力以下の乗用車)のCOEが2万3,568Sドル(約195万円)と、2010年3月以来の低値になった。新車需要の低迷を背景にある。
ソース:http://www.asiax.biz/news/48531/
この記事の続きを読む
ほかのカテゴリーの4輪車のCOEもわずかながら値下がりした。Bカテゴリー(排気量1.6リットル以上か出力130馬力以上の乗用車)のCOEは前回より0.3%安い3万1,001Sドル(約256万円)、主に大型車の購入に利用されるオープンカテゴリーのCOEも0.3%安い3万851Sドルだった。商用車は1.8%安い2万7,009Sドル(約223万円)になった。
日産車ディーラー、タンチョン・モーターのロン・リム営業部長は「購入意欲が弱い。購入予定者は来年の経済見通しが不確かなのが気がかりだ」とコメントした。
BカテゴリーのCOEがわずかな値下がりにとどまったのは、インドネシアの相乗りサービス業者、ゴージェックのシンガポール参入が影響している。ゴージェックは車両を多数保有する戦略をとっていないが、提携業者は多数の車両を購入しなければならないからだ。これらの業者はBカテゴリーに属する、燃料効率の高いハイブリッド車を主に購入する。
リム氏は、現在の自動車価格がまだ高いと感じれば、COE価格はまだ下がるという。
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
シンガポールのビジネス情報サイト【AsiaX】
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由