同委員会は、インドの監査現場をグローバルな水準に合わせるために必要な改革として、国家財務報告局(NFRA;National Financial Reporting Authority)の設立を提案した。委員会はまた、インドで活動する監査人、監査会社、同ネットワークとの関係における現代的課題に取り組むため、NFRAの運営をさらに強化する措置を勧告した。
この報告書は、最高裁判所によって提起された問題を取り上げ、監査制度を強化し、インドにおける監査専門職の育成を促進することに焦点を当てている。委員会は、多国籍会計事務所と呼ばれる大手監査会社4社が採択したネットワーキング契約について、その法的構造と運営方法を理解するために精査した。委員会はまた、監査法人と同ネットワークが提供する非監査サービスから生じる利害の衝突のような重大な懸念に対処し、必要な抑制と均衡を提案した。
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■本記事はインドのニーラジ・バガット勅許会計士事務所 (Neeraj Bhagat & Co.) が発行するNBC Newsletter に掲載された記事を日印パートナーズ合同会社が翻訳したものです。
■日印パートナーズ合同会社は、伊東公認会計士事務所が提携先のニーラジ・バガット勅許会計士事務所と共同で設立した日本企業のインドビジネス支援に特化した会社です。
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