インドとベトナムの繊維・アパレル貿易が活況 インドの対ベトナム輸出は42%増加
ビジネス交流会「繊維:インドとベトナムの協力」にて、K Srikar Reddy在ホーチミン市インド総領事は「インドとベトナムの間の繊維貿易は大幅に拡大したが、まだまだ大きな可能性が残されています。ベトナムはインドにおける繊維・アパレル製品輸出の上位5カ国に入っています」と述べた。
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インドのアパレル製品輸出は昨年、310億米ドルを超え、前年比10.23%増加した。
インド政府の統計によれば、2017年から18年度までの間のインドの繊維衣料品輸出は約367億米ドルであった。ベトナムへの輸出は42%増の5億5,500万米ドルであった。
「繊維製品における二国間貿易は過去2年間に驚異的な成長を記録しています。しかし、両国間の繊維製品貿易は依然として大きな可能性があります。ベトナムは大量の原材料を輸入する必要があり、綿、糸、二次製品、織物などの衣料品原材料の調達を多様化を検討いました。インドは世界的に競争力のある価格で高品質の素材、織物、装置のサプライヤーの1つです」とReddy総領事は述べた。
また、インド-アセアン自由貿易協定(FTA)の下、ほとんどの種類の綿糸、綿織物、綿ニット地が来年1月1日からインドから輸入される可能性があり、
「それゆえに、インドは、綿、糸、織物を供給するベトナムにとって信頼できるパートナーになれます」と同氏は述べた。
ベトナム綿紡績協会(VCOSA)のNguyễn Hồng Giang氏は、両国企業間の糸、綿、織物の協力の機会は大いにあると述べた。
「インド企業は綿織物をはじめとする織物の製造に強い。ベトナム綿紡績協会の視点から、我々は織物製造におけるインドからの投資を歓迎します。ベトナムに投資する際、インド企業はベトナムが署名済または署名予定のFTAから減税を受けられるでしょう。インドはベトナムからより多くの糸を購入し、我々はより多くの綿織物をインドから購入します。ウィンーウィンの関係です」と同氏は述べた。
「多くのインド企業は既に繊維とアパレル分野でベトナムに投資しています。また、我々はベトナム企業のインドの糸、織物、既製服等の生産に投資することで、インドの人口13億の巨大市場を探求して頂きたいと思っています。
インド政府は、繊維製品を含む多くの分野で自動ルートの下、100%外国直接投資を可能にしています」とReddy総領事は述べた。
綿繊維輸出促進協議会のShailesh Martis氏は、インドの繊維業界に関する詳細なプレゼンテーションを行い、ベトナム企業に来年1月27日から29日までインドのコーヤンブットゥールで開催予定の繊維産業展示会IND-TEXPO 2019に出展するよう呼びかけた。
インドからの調達に興味のあるベトナムの輸入者とバイヤーは、インドでの展示会に訪れることで、ホテル滞在と渡航費への補助金制度の恩恵を享受できると同氏は述べた。
VCOSAの調整による在ホーチミン市インド領事館によって組織されたこのイベントは、地元企業の他、11月21日から24日にかけて、ホーチミン市で開催された第18回ベトナム国際繊維衣料品展示会にも参加したインド企業9社を集めた。
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_3674.html
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