フィリピンに中国通信(チャイナテレコム)が進出 合併企業が主要通信業者として落札
フィリピン政府は、11月7日、Mindanao Islamic Telephone Corporation、Inc.(以下;ミスラレタル)を、フィリピンの電気通信市場における第3の主要業者として落札した。
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一方、入札失格とみなされたPT&T、SEARSテレコムは審査を行った電気通信委員会へ異議申し立てを行った。
ミスラレタルはチャイナテレコムとダバオ市に本社を置くUdenna、その物流部門であるChelsea Logistics Holdingsによって構成されている合併企業である。
Udennaは物流部門のChelsea Logistics Holdings、石油部門、不動産部門、環境部門、エネルギー部門など幅広い事業部を持ちフィリピン市場に関する豊富な知識を持っている。 チャイナテレコムは売上、利益、資産、及び市場価値の総合ランキングに基づくフォーブス・グローバル2000の174位にランクインした世界の中でも経験豊富なモバイルネットワーク業者の一つである。
Udennaのフィリピンに関する豊富な知識と、チャイナテレコムの世界的な電気通信に関する技術、Chelsea Logistics Holdingsの流通の強みをいかして、ミスラレタルのサービスは迅速に広がるだろう。
ミスラレタルの他にフィリピン通信業者のPT&Tと、ミンダナオに拠点を置くTierOne Communications とthe Luis Chavit Singson Group of CompaniesS 、カンボジアの東南アジアテレコム、シンガポールのMiller Pte Ltd と中国のFujian Torch Electron Tech. で構成されている合併企業SEARSテレコムが入札書類を提出していた。
しかし、PT&T、SEARSテレコムの2社は入札書類が不完全とみなされ参加失格となった。実際に選考プロセスに残ったのはミスラレタル1社である。
電気通信委員会は両社からの異議申し立てを受け入れ、両社に3日間猶予を与え再審することを決定した。
ソース:https://davawatch.com/articles/2018/11/23/11024.html
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