現在、ターボプロップエンジンの航空機をチャンギ空港に乗り入れているのはマレーシアのファイアフライのみ。マレーシア中央部のスバン、北部イポー、東部クアンタンの各路線で1日20便を運航している。
移転の準備がまだのため、業務移管は少し先になる見通しだ。旅客が負担する空港使用税は29Sドル(約2,380円)になる。チャンギ空港を利用している現在は47.3Sドル(約3,880円)。
ファイアフライにセレターへ移転してもらうことで、チャンギ空港の離着陸枠に余裕ができる。
空港運営のチャンギ・エアポート・グループは新旅客ターミナル建設に8,000万Sドル(約65億6,600万円)を投じた。2階建て延べ床面積1万平方メートルの施設で、年間70万人の旅客が利用できる。
ビジネスジェット、プライベートジェットの客には専用の出発・到着ロビー、チェックインカウンターがあり、一般旅客とは別にする。