シンガポールで顔認証システム整備 銀行では身分証なしで取引可能に
政府は、銀行、病院など民間施設でも利用可能な顔認証技術の開発を計画しており、政府技術開発機関のガバメントテクが入札を実施した。10社が応募した。
ソース:http://www.asiax.biz/news/48264/
この記事の続きを読む
プロジェクトの名称は「全国デジタル身分証明生体認証システム」で、携帯電話やキオスク設置のカメラで撮影した顔面写真と、政府が管理する生体データベースと照合することで、個人を認証する。
例えば銀行はハイリスクの取引をオンラインで行う客の身元を特定でき、ビル所有者は訪問者が誰であるかを、身分証明書の携行がなくても判別できる。
政府管理の生体データベースは現在、検問所での検査、政府ビル訪問など役所関係でのみ利用されている。
サンデー・タイムズが入手した入札書類の写しによると、システムは「最低限、カメラ付き携帯かキオスクで撮影した画像を認識できること」「仮面、あるいは写真を撮影したものを使用している場合、それを見破れること」との条件が付けられている。
この全国デジタル身分証明生体認証システムは来年下半期に試験運用が行われる。
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
シンガポールのビジネス情報サイト【AsiaX】
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由