値上に踏み切った背景には、競合ofoがレンタル料を上げたことと、陸運庁(LTA)による新たな運営ライセンス料の導入がある。新たなライセンス料はレンタル自転車1台に対して2年間で30シンガポール・ドル(Sドル)。またセキュリティーディポジットも別途1台につき30 Sドル課している。
現在シンガポールでは6社が自転車シェアリングサービスを提供。そのうち、全レンタル自転車数は40,500台で、そのうち25,000台をMobikeが所有している。
北京市に本社を置くMobike社はThe Straits Timesに対し、「シンガポールは中国以外では初めて同社サービスを受け入れてくれた市場であり、今後も “街の足”として機能しつづけることを楽しみにしている」とコメントを寄せた。
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