しかし現在、農業従事者たちは馴染み深い農作物や地元で人気のある農作物しか生産できずにいる。その原因は、どんな農産物のニーズが高いのか、またどの市場で生産している農作物の需要が高いかの情報を入手するのが難しいためである。
この度、マレーシアのサラワク州に拠点を置くBigDex PLT社が、ミンダナオ島の農業従事者と市場の間に架け橋を作るアプリ「OneFarm」を開発した。同社によれば、本アプリを利用することで、仲介業者を通さずに従事者の農作物と市場を直接繋げることが可能になるそうだ。
さらに同アプリは農業従事者の役にも立つように、最新の生産性が高い農産物の情報といったデータも含まれており、フィリピンの食料安全保障の維持にも考慮している。OneFarmでは、野菜、果物、家畜、バイオ医薬品、シーフード、農業ツーリズム、手工芸品、工業機械、農業機器と、9つの検索カテゴリがある。
ソース:https://davawatch.com/articles/2018/11/03/10850.html