シンガポールの政府系IT企業 医療システムのハッキング対策を強化
すべての公営病院の情報技術(IT)システム管理を請け負っている政府系インテグレーテッド・ヘルス・インフォメーション・システムズ(IHiS)は、ハッカー攻撃への対策を強化した。
ソース:http://www.asiax.biz/news/48239/
この記事の続きを読む
IHiSのシステムは6月にハッカー攻撃を受け、150万人の患者情報と、リー・シェンロン首相を含む16万人の外来診療情報が盗まれた。
IHiSはマルウエア(悪意あるソフトウエア)対策を強化した。疑わしい事案があった場合は24時間以内の上司への報告を規定した。コンピューターを操作する職員には2種の認証手続きを導入した。
病院ネットワークにアクセスできるのは、最新のセキュリティー対策を施したコンピューターに限定する。
調査委員会による事情聴取が継続中で、IHiSのブルース・リャン最高経営責任者のこれまでの証言によれば、2016年に高リスクの脆弱性が発見されたが、修正されなかった。
作業チームは上司に、脆弱性を補う措置を講じたと報告したが、実際に行われたかを誰も確認しなかったという。
攻撃を受けたシステムのサーバーは、セキュリティーソフトが1年余り更新されていなかった。
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
シンガポールのビジネス情報サイト【AsiaX】
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由