スーパーやドラッグストアの折込チラシの制作過程において、発注側と受注する制作会社側で何度も校正のやり取りが発生するが、全制作工程のうちかなり大きな時間を要している。
しかしながら大量の変更指示を漏れなく反映することは難しく、通年で見ればミスをゼロにすることはできていない。ミスが発生すると大きく信頼を損ない、場合によってはペネルティを課せられるケースもある。
今回開発したAI校正システムは、チラシ原稿の文字データと制作結果の画像データをAIが自動識別・比較することで校正モレの箇所を発見するもの。校正に掛かる時間とミスを大幅に軽減でき、制作効率と品質が向上する。既にアスコンのチラシ制作現場で実運用検証段階に入っており、労務削減による制作コストダウンとミスの削減を期待する。
ソース:https://www.hkpost.com.hk/20181029_14632/