この映画は、東京都内の小さなアパートに住む母と幼い2人の兄弟を追い、「移民」という題材をミャンマーでの民主化の流れや在日外国人の家族を取り巻く社会を背景に描いた“越境ホームドラマ”で、日本とミャンマーの共同制作。監督・脚本・編集は藤元明緒氏。
「絶え間ない恐怖と不安と共に生きることを、見事に捉えた映像は圧巻だ」(米・バラエティ誌)など、海外メディアの高評価通り、ドキュメンタリー映画のようなリアリティに観客は引き込まれる。
東京国際映画祭「アジアの未来」部門では日本人監督初のグランプリと監督賞を、オランダ・シネマジア映画祭では子役のカウン・ミャッ・トゥが最優秀俳優賞を受賞。さらにミャンマーで撮影された映画としても話題を集め、すでに15か国 25以上の映画祭で上映され、アジアの話題作の一つとして注目を浴びている。
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