今年が3回目の開催で、インドのナレンドラ・モディ首相、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事らがゲストとして出席の予定だ。
フィンテックは、情報通信技術(ICT)を駆使した革新的、あるいは破壊的な金融商品・サービスの潮流。
フェスティバルを主催するのはシンガポール金融管理庁(MAS)で、展示会、国際会議のほか、有望なフィンテック企業への表彰などが行われる。日本からはジェトロ(日本貿易振興機構)がジャパン・パビリオンを設置する。
フェスティバルの対象分野は、金融向けIoT技術、認証システム、生体認証技術、センサー、クラウドコンピューティング、人工知能(AI)、モバイル決済、ビッグデータ、サイバーセキュリティー、ブロックチェーンなど。
東南アジアの企業と、プライベートエクイティ、ベンチャーキャピタルを仲介するマッチメーキングプラットフォームには、800の域内企業と400余りの投資家が既に登録した。
今回初めて実施する「ザ・サミット」では、貿易、投資運用、顧客サービス、リスク管理におけるAIソリューションの活用を討議する。