29階建てで戸数は189戸。すでに建設着工しており、2021年6月の引き渡しを予定している。面積帯は67〜162平方メートルで、販売価格帯は23億〜59億ルピア。
京急と伊藤忠商事と伊藤忠都市開発、不動産開発シナールマス・グループ子会社が出資する「京急イトマス・インドネシア」が事業を進める。シナールマスは国鉄タンジュンバラット駅やジャカルタ外環道(JORR)の料金所に近い利便性を生かし、シマトゥパンにも近接する同地域「サウスゲート」の公共交通指向型開発(TOD)に力を入れている。
サウスゲートではイオンモールの建設も進んでおり、同日には上棟式が開かれた。20年にオープンする予定で、19年開業予定の西ジャワ州ボゴール県「スントゥール・シティー」の店舗に続く4号店となる。
京急はマンションについて、投資家やファミリー向け以外にも、交通の便やイオンに近接する点などから、日本人向けの需要も想定している。足元の不動産市況は好調ではないが、19年の大統領選以降は徐々に上向くと見ている。
京急はバンテン州タンゲランのブミ・スルポン・ダマイ(BSD)地区で、三菱商事などと共に戸建て住宅を供給する事業を進めているが、分譲に関しては海外で初めての事業となる。
【じゃかるた新聞・平野慧、写真も】
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