19日付香港各紙によると、第3四半期の輸出指数は35.8で、第1四半期の54.1から18.3ポイント低下。再び景況の分かれ目である50を下回り、下落幅は過去12年で最大となった。
市場別では米国が最も悲観的な39.8で、2009年以降で最低となった。日本は48.9、欧州連合(EU)は43.3といずれも50を下回り、中国本土が最も高い50.2だった。業界別では電子製品が55.2から35.2に低下し、下落幅は最も大きい。機械は42.5、玩具は43.6、時計は43.5といずれも50を下回った。
HKTDCの関家明・研究総監は「過去1四半期以来、輸出業者のマインドの変化に留意してきた」と述べ、今年の輸出伸び率予測を先に発表した6%から3%に下方修正した。今後は米国が中国に対する関税引き上げ措置を徐々に実施することから香港の来年の状況はさらに厳しくなるとの見通しを示した。
ソース:https://www.hkpost.com.hk/20180920_13616/