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ミャンマーでの「通貨スワップ協定」 民間銀行は消極的

    
この通貨スワップ制度(Currency Swap Facility)は、民間銀行が中央銀行にミャンマー通貨のチャットで担保を差し入れ、米ドルで融資を行うもの。ドル高チャット安の進行を抑制するための措置で、中央銀行のソー・テイン副総裁が8月16日に提案していた。
    
中央銀行の高官は「8月30日の時点で通貨スワップの契約を交渉しているのはミャンマー・オリエンタル銀行1行のみ。他の民間銀行は必要になったら申し込むというスタンス」とコメントした。
    
同通貨スワップの契約では、民間銀行が中央銀行に対してドル融資を要請した場合、中央銀行は2日以内にドル融資を行うことになっている。