ダバオ地方のAsian Farmer Regional Networkの代表者であるEduardo V. Bernadas氏によると、同地方のいくつかの農業従事者は同技術で生産される作物の栽培に興味を示しており、これは、同人が科学ベースの農業について良き理解を持っているためであるそうだ。
また、ダバオ市内で開かれたMindanao Agri-Biotechnology Farmers Congressでは、代表者および農業従事者が集まり、食糧安全保障と農業生産性に対処するバイオテクノロジーの重要性について議論を交わしている。同イベントにはサンボアンガ半島、北ミンダナオ地方、カラガ地方、ダバオ地方などに加え、イスラム教徒ミンダナオ自治地域(Autonomous Region in Muslim Mindanao)からの農業従事者が出席した。
フィリピンでは遺伝子組換えを行った茄子や稲、トウモロコシなどの作物の栽培が開始されている。同技術による農作物は農薬を使用せずとも強く成長することから、農薬がもたらす問題の削減にも貢献してくれるだろう。
ソース:https://davawatch.com/articles/2018/09/13/10014.html