アジア新興国における社会基盤整備に投資する。
対等出資の合弁会社で、スルバナ・ジュロンからは金融サービス部門子会社のスルバナ・ジュロン・キャピタルが参加する。
投資ファンドを設け、ミャンマー、ベトナム、フィリピン、インドネシア、インド、スリランカにおける都市開発事業に投資する。事業は鉄道、空運関連、低価格住宅建設など。
スルバナ・ジュロンのウォン・ヒアンフィン最高経営責任者によると、アジア新興国ではインフラ需要が急増しており、新会社は開発資金を必要としているプロジェクト推進者と、安定的な投資利益を確保したい投資家をつなぐ役割を果たすという。
三菱商事とスルバナ・ジュロンはそれぞれファンドに2億5,000万米ドル(約280億円)を出資する。また機関投資家など第3者から出資金を募る。
スルバナ・ジュロンはアジア屈指の都市開発・インフラ整備コンサルタント。三菱商事は2013年以降、東南アジアの不動産に計2,500億円を投資している。