施設と同名の運営会社は開業日を明らかにしていないが、入居予定の小売業者は同社から、3月末までに開業準備を済ませるよう通知を受けた。
同社は、空港を運営するチャンギ・エアポート・グループ(CAG)とキャピタランドの合弁会社。工事の進捗度は90%。
入居予定者では、米アップルがシンガポール2号店を開設する。また映画館のショー・シアターズ、米ファストフードレストランのA&W、ニューヨークを拠点とするバーガーチェーンのシェーク・シャック、シンガポールで人気の海鮮レストラン「ジャンボ」などが入居する。
建物は10階建てで、280の飲食店、小売店が入居する。自然光を最大限取り入れるための工夫、高さ40メートルの室内人工滝、2,500本の木、10万本の低木を定植した、5フロアに及ぶ庭園が目玉だ。木はブラジル、豪州、タイ、米国から輸入した。
建物の設計は著名建築技師のモシェ・サフディ氏で、パラダイスガーデンをイメージして設計した。誰もが楽しめる場だという。工事の模様は第1ターミナルから見ることができる。