シンガポールで教育大臣が演説 インフラや海外進出支援を継続
オン・イエクン教育相は9月13日に開幕したビジネスフォーラム「シンガポール・サミット」における基調演説で、外国では短期的視野の、人気取りの政策がますます採用されるようになっているが、小国のシンガポールが生き残るには今後も長期的視野に立った政策が必要と述べた。
ソース:http://www.asiax.biz/news/47703/
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長期的視野をとっている分野としてオン氏は、◇インフラ整備の継続◇海外進出など経済けん引役の模索◇高齢者支援◇実用を目的とした学習、創造性の育成――を挙げた。
オン氏はまた、将来的に国同士の競争から、都市間の競争になるとの見解を示した。このためシンガポールは空港、海港の処理能力を倍増し、中央商業地区(CBD)を新たに3カ所に整備し一極集中から脱皮しつつあると述べた。
シンガポールは外国から直接投資を誘致することで経済発展を遂げたが、オン氏は「次の段階の発展には技術革新に取り組み、新たな商品・サービスを開発し、域内に進出する企業を育成し、そうした商品・サービスを大きな市場に売り込む必要がある。製造から創造への経済戦略の転換だ」と述べた。
社会の高齢化への取り組みでは、医療支出が増えるため、2020年後をめどに物品・サービス税(GST)率を引き上げ、税収増を図るとした。
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