高評価のアプリ「Adware Doctor」にスパイ機能 中国に個人情報を送信か
アップルストアで配布されている高評の有料アプリ「アドウェア・ドクター(Adware Doctor)」は、ユーザの個人情報を盗み出し、中国サーバに送信するスパイ機能があるという。インターネットの安全について詳しい専門家が最近、指摘した。
この記事の続きを読む
アップルは現在、同アプリの配布を停止している。
Adware Doctorはストア内でも評価の高い有料アプリだった。配布価格は4.99米ドル、作成者はジャン・ヨンミン(Zhang YongMing)という人物。アプリは、コンピュータをスキャンしてマルウェアや疑わしいファイルを警告・除去することができると説明されていた。
アップル社製品の情報サイト「9to5Mac」によると、ネット安全性専門家パトリック・ワーデル氏は、同アプリの危険性について8月にアップル側に通報したが、ストアから取り下げられたのは9月になってからだった。
専門家によると、Adware Docterはセキュリティ対策を偽ったスパイウェアで、ユーザのブラウザの閲覧履歴やダウンロード情報を入手し、中国にあるサーバに送信するスパイ機能がある。
9to5Macによると、中国サーバとの通信は途絶えているが、恐らくいつでも再開できるようになっていると推測を示した。いっぽう、アップルはセキュリティを強化しており、履歴など機密情報は保護されているとも付け加えた。
(編集・佐渡道世)
ソース:https://www.epochtimes.jp/2018/09/36118.html
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由