第1号は来年、アンモキオに開設される。法定機関のスポーツ・シンガポールによれば、高齢者が利用しやすいジムを備えたコミュニティーセンターは来年末までに5つに増える見通しだ。
こうしたジムの利用料は2.5Sドル(約200円)で、誰でも利用できる。年齢55歳以上の住民は1.5Sドル(約120円)で、水曜は無料で入れる。
アンモキオは高齢者数がほかの公営団地と比べ多く、コミュニティーセンターは高齢者の心身の健康維持を手助けするため、エアロビクス、太極拳、踊りなどの活動に参加することを奨励している。
シンガポール社会科学大学(SUSS)のカリヤニ・メタ教授と学生のチームは、ジムで得られる情報を収集し、高齢者のニーズを探り、また世代間交流を促す方策を探る。
高齢者が機器を利用する際、会員カードを読み取り機でスキャンすると利用者の運動データ情報を機械が把握する。これによりジム利用が高齢者にどう影響しているかを調べる。