シンガポールの南洋理工大学 キャンパス内にアジア最大の木造建築物を建設
南洋理工大学(NTU)はキャンパス内に世界最大の木造建築物を建設する計画だ。投資額は1億8,000万Sドル(約146億5,000万円)で、南洋ビジネススクールの新校舎とする。延べ床面積は4万平方メートルで、2021年に完成の予定。
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スブラ・スレシュ学長が8月27日、教職員との懇談で明らかにした。キャンパス内の建物の95%はグリーンマーク・プラチナの認証を得ており、世界で最も環境を配慮した大学キャンパスを目指すという。
設計はシンガポールを代表する建築設計事務所のRSPアーキテクツ・プランナーズ・アンド・エンジニアズで、大量の建材を工場で加工し、現場で組み立てる方式を採用する。欧州構造標準のユーロ5に準拠した建物だ。
NTUは近年、世界の大学ランキングで順位を上げており、常に上位にランクされている。研究重視の立場から博士号取得後の研究職を350人分設け支援する。支援に値する学生が学業を続けられるよう奨学金制度を充実させる。
キャンパス内の小売店、飲食店ではレジ袋の無料提供を10月からやめ、有料化する。年間1,000万枚の節約を目指す。また太陽光発電で電力需要の7~10%を賄う。
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