8月27日付香港各紙によると、同施設は香港芸術中心が2013年から5年にわたり運営していたが、目標としていた黒字化が実現せず賃貸契約の更新を見合わせたという。
すでに建物の名称も「茂蘿街7号」と変更、香港漫画をデザインした内装も撤去されている。5年間で開催された展示会は545回、入場者数は累計で100万人を突破したが、コスト回収までには至らなかったようだ。
香港芸術中心の林淑儀・総幹事は「これで動漫基地がすべて終わったわけではない。近い将来に代替物件があれば再開したい」と復活に含みを持たせたが、旅行業界選出の立法会議員である姚思栄氏は「アイデア先行で計画性がなかった。観光客が香港の漫画に詳しいわけがない」と述べるなど、厳しい意見もあった。
ソース:https://www.hkpost.com.hk/20180828_12986/